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その配膳に絶対的な理由など存在しない

食事をするとき、1品料理でなくて複数の品数とお皿などが必要な時、それぞれの皿や器をどこにどう配置するかは、ある意味ではとても重要な問題の1つになります。
というのはその配置のやり方次第で食事が困難になるか楽になるか、また見た目の美しさなどに影響を及ぼすからです。
その食器の配膳に関して多くの見解では日本食の場合は、一汁三菜を基本とするとしています。
そして具体的な配膳では手前左側にご飯、その右側に味噌汁、奥側の左側に副菜、その右側に主菜、中央側は副副菜だとしています。
そして多くの飲食店や旅館の食事ではその例を模倣として配膳している場合が多くなっています。
しかし一部の人からはこの配膳に関しては異論があると憤慨していたりもします。
自分もそのうちの1人で、手前側に味噌汁やお茶を置くことに異論があります。
というのは手前側にご飯や味噌汁を置く人たちの意見としては、作法とか食べやすさを重視した結果だとしています。
しかし個人的意見では味噌汁やお茶を手前にすると、万が一誤ってこぼした際に衣服や床を汚してしまいやすくなります。
しかし奥側にすることで万が一こぼしても自分の衣服や床を汚す可能性を低くすることができるからです。
なので少なくてもプライベートな配膳では自分の食べやすさを追求したオリジナルの配膳方法が最も合理的であるといえます。

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